電気式なのにここまで速い!? パナソニック新型衣類乾燥機「Solaire」は乾太くん・FUWATOと何が違う?
「衣類乾燥機を入れるなら、やっぱり乾太くん?」
家づくりを始めると、SNSなどでよく見かける言葉です。
乾太くんは、とにかく乾燥が速いことで人気です。
一方で、
「オール電化にしたい」
「ガス工事は避けたい」
「電気式でも速く乾かしたい」
という人も多いのではないでしょうか。
そこで登場したのが、パナソニックの新型衣類乾燥機**Solaire(ソレイル)**です。
Solaireは、200Vの電気を使い、湿った空気を屋外へ排出する衣類乾燥機です。従来のパナソニック製電気衣類乾燥機より、乾燥時間を約45%短縮するとされています。
今回は、乾太くん・FUWATO・Solaireの違いを、家づくり目線で分かりやすく比較します。
まず結論。どれが正解?
乾燥機選びで大切なのは、何を一番重視するかです。
- 乾燥の速さなら「乾太くん」
- 工事の手軽さなら「FUWATO」
- 電気式と時短の両立なら「Solaire」

Solaireは、乾太くんほど速くはありません。
しかし、ガスを使わず、一般的な電気式よりも乾燥時間を短くしたい人には、気になる選択肢です。
Solaireの注意点は3つ
Solaireは電気式ですが、どこにでも簡単に置けるわけではありません。
主な注意点はこちらです。
- 室外への排気口が必要
- 単相200Vの専用コンセントが必要
- 乾太くんより乾燥に時間がかかる
さらに、ドアは左開きのみです。設置場所の右側に壁や棚がある場合は、洗濯物を出し入れしにくくなる可能性があります。

3機種の違いを比較
3機種を簡単に分けると、次のようになります。
乾太くん
ガス式。6kgを約60分で乾燥でき、速さを重視する人向けです。
FUWATO
ヒートポンプ式。9kgの大容量で、単相100Vで使用できます。6kgの乾燥時間は約180分です。
Solaire
200Vの屋外排気式。ガスを使わず、電気式でも時短したい人向けです。

Solaireは、乾太くんとFUWATOの“間”に登場した、新しい選択肢といえそうです。
排気口の位置を先に考えよう
屋外へ空気を出すため、壁や天井に穴を開けてダクトを通す必要があります。
そのため、次の確認が必要です。
- 外壁までダクトを通せるか
- 造作棚と干渉しないか
- 洗濯機との位置関係は使いやすいか
- メンテナンスできる空間があるか

新築の場合は、間取りを決める前に住宅会社へ伝えておくと安心です。
単相200Vの専用コンセントが必要
一般的な家電の多くは100Vですが、Solaireは単相200Vを使用します。
エアコンやIHと同じように、専用の電源計画が必要です。

「電気式だから、普通のコンセントで使える」と思わないように注意しましょう。
乾燥時間を比較
6kgを乾燥する場合の目安はこちらです。
- 乾太くん:約60分
- Solaire:約135分
- FUWATO:約180分

速さだけなら乾太くんが一歩リード。
Solaireは、電気式の中では時短寄りの立ち位置です。
※乾燥時間は各社の公表条件による目安です。使用環境や衣類によって変わります。
Solaireが向いている家
Solaireは、次のような家と相性が良さそうです。
- オール電化住宅
- 太陽光発電を設置する家
- ランドリールームがある家
- 現在、新築を計画している家

パナソニックは、太陽光発電や夜間電力を活用することで、ランニングコストを抑えられる可能性も紹介しています。
Solaireが向かないケース
次のような場合は、別の乾燥機が向いている可能性があります。
とにかく速く乾かしたい
→乾太くん
屋外への排気ができない
→FUWATO
200V電源を用意できない
→FUWATO

人気だけで選ぶのではなく、家の条件や洗濯量に合うかを確認することが大切です。
まとめ
衣類乾燥機の特徴を一言でまとめると、
- 乾太くん=速さ
- FUWATO=容量と手軽さ
- Solaire=電気式と時短
Solaireは魅力的な乾燥機ですが、排気口と200V電源が必要です。
衣類乾燥機は、購入して置くだけの家電ではありません。
間取り・電源・排気・家事動線まで関わる、家づくり設備の一つです。
検討している人は、間取りが決まる前に住宅会社へ相談してみてください。
