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【家づくりコラム】後からやると超高額💸!建築中に絶対やるべき「先行配管」と恐ろしい失敗例

家づくりにおいて、間取りやインテリアの打ち合わせはとても楽しいもの。しかし、目に見えない「壁の中の配管・配線」を後回しにしていませんか?

「住んでから必要になったら工事すればいいや」と考えていると、後から数十万円以上の無駄な出費が発生したり、せっかくの新居がダサくなってしまうかもしれません。建築中にお願いすれば数千円で済む「絶対にやっておくべき先行配管」と、それをやらなかった場合のリアルな失敗事例をご紹介します。

① 壁掛けテレビ裏の「隠し配管」

壁掛けテレビから下のテレビボードに向かって、壁の中に配線用の空のパイプ(HDMIケーブルも入る太めのもの)を通しておく工事です。

  • ⚠️ やらなかった場合の悲劇 テレビの電源ケーブルやHDMIケーブルが、壁をだらーんと垂れ下がって丸見えに。見栄えを良くしようとプラスチックの配線カバー(モール)を壁に貼り付けることになり、「せっかくのオシャレなアクセントクロスが台無し…」と後悔する人が後を絶ちません。後から壁の中に線を通そうとすると、壁紙と石膏ボードを一度剥がす必要があり、数万円〜10万円以上の工事費がかかります。

② 各部屋への「有線LAN用空配管」

1階のルーター置き場から、2階の書斎や子供部屋、リビングのテレビ裏などに空のパイプを通しておきます。

  • ⚠️ やらなかった場合の悲劇 テレワークの重要なWEB会議中や、オンラインゲーム中にWi-Fiがブツブツ途切れて強いストレスに。後から「どうしても有線LANを引きたい」となっても、完成した家の壁や天井の裏にケーブルを通すのは至難の業です。泣く泣く1階から2階へ階段に沿って長いケーブルを這わせるか、数十万円かけて大がかりな壁の穴あけ・復旧工事をすることになります。

③ 防犯カメラの「空配管」

将来防犯カメラをつけそうな軒下や玄関脇から、室内のモニター(または電源)までの配管を壁の中に通しておきます。

  • ⚠️ やらなかった場合の悲劇 いざ防犯カメラを設置しようとした時、外壁の表面に黒やグレーの太い配管(露出配管)をクネクネと這わせるしかなくなります。せっかくこだわって選んだ美しい外壁に、工業的なパイプが目立つ形で取り付けられ、家の外観デザインが一気に損なわれます。

④ EV(電気自動車)コンセント用の「地中配管」

今はガソリン車でも、将来を見据えて分電盤から駐車場のコンセント設置予定地まで、地中や壁内に太めの配管を通しておきます。

  • ⚠️ やらなかった場合の悲劇 将来EVに乗り換えた際、充電器を設置するために、完成したばかりの綺麗なお庭を掘り返したり、駐車場のコンクリートを削って壊したりすることになります。配管を通した後にコンクリートを打ち直すため、工事費が数十万円規模に跳ね上がります。建築中であれば、土にパイプを埋めておくだけなので費用はごくわずかです。

⑤ エアコンの「スリーブ配管(先行穴あけ)」

エアコンを取り付ける予定の場所に、あらかじめ配管用の穴を開け、筒(スリーブ)を入れておく工事です。

  • ⚠️ やらなかった場合の悲劇 家が完成した後、家電量販店の工事業者が壁に穴を開けることになります。この時、家の図面を熟知していない業者が、壁の中にある大切な柱(筋交い)を誤って切断してしまうという恐ろしいトラブルが実際に起きています。また、穴周りの隙間処理が甘く、高断熱・高気密の家なのにそこから隙間風が入ったり、結露によるカビや雨漏りの原因になることもあります。

まとめ:「配管代」をケチると後で泣く!

先行配管は、いわば**「未来のライフスタイルへの保険」**です。建築中の数千円〜数万円の投資で、将来の数十万円の出費と、見た目の後悔を防ぐことができます。

図面が確定する前ならまだ間に合います!打ち合わせの際に、「ここは将来〇〇をつけるかもしれないので、空配管をお願いします」と設計士さんに必ず伝えておきましょう。